新型コロナ騒動で訪問美容の需要はますます伸びる?

昨年末より世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。
現在も感染拡大の被害は日増しに増えており、現在では緊急事態宣言による外出自粛要請こそ解除されているものの、やはり不要不急の外出および他人との接触は極力控えるべきという状況には変わりません。

そんな未曾有のパンデミック騒動の渦中に、じわじわと需要が伸びているのが訪問美容というサービスです。

外出自粛の動きと訪問美容

コロナウイルスの感染拡大防止には、いわゆる「三密(密閉、密集、密接)」を避けることが最重要とされています。
つまり、実質的に外出はご法度という動きになっています。

とはいえ、そんな状況であっても当然髪は伸びますし、伸びた髪はカット・セットしないとみすぼらしくなってしまいますよね。
「コロナだから仕方ない」とはいえ、美容室に行けないというのはなかなかのストレスになります。

そこで注目を集めているのが訪問美容。
訪問美容サービスは美容師が自宅まで出張してきてくれるので、お客様は外に出る必要がありません。
もちろん訪問美容は元来体の不自由な方のための福祉サービスですので、コロナ騒動の最中だからといって誰でも利用できるわけではありません。

しかしコロナウイルスによる死亡リスクが高いのはもっぱら高齢者。
高齢者は訪問美容のメインターゲットなので、今回のコロナ騒動が訪問美容の需要加速に関与していることは間違いないでしょう。

徹底した衛生管理

今回のコロナ騒動を受けて、訪問美容サービスを実施している各事業所は徹底した衛生管理を実施しています。
美容師(施術者)のマスク着用、手洗いうがいはもちろんとして、ハサミ等の道具のアルコール殺菌消毒も徹底するなど、コロナウイルス感染のリスクを最小限に削減するよう働きかけています。

「このご時世に訪問美容を利用しても大丈夫かな?」と不安に思う方もいるかと思いますが、このような対策をとっている訪問美容業者であれば安心でしょう。