訪問美容を開業する上で知っておきたい国の制度

これから訪問美容のビジネスを開業・独立しようと検討されている方は、最初に資金繰りについてしっかり考えておく必要があります。
そこで知っておきたいのが国からの支援、いわゆる補助金や助成金と呼ばれるお金のことです。

社労士事務所

訪問美容開業で受けられる支援

訪問美容に限ったことではないですが、何らかの事業を立ち上げもしくは運用することで国からお金の支援を受けることができます。
ある程度固定客が増え収益が安定するまでは、何かと資金繰りに苦労することが多いでしょうから、その負担を少しでも軽減するために補助金や助成金といった制度について詳しく知っておくことが大事です。

一口に補助金や助成金といっても様々な種類があり、一つ一つを解説していくとキリがないので割愛しますが、スタッフを雇用した際に貰えるお金というものもあるので、長期的な経営・運用を見据えたスケジュールを立て、どういった支援が受けられるかをリストアップしておくといいでしょう。

また国からの支援だけでなく、各市町村の自治体ごとに用意されている助成金というのもあるので、そちらのリサーチも怠らないようにしてくださいね。

支援を受けるための条件や注意点

一つ注意していただきたいのが、国からの支援というものは、訪問美容を開業したすべての人が無条件で受けられるというものではないという点です。

補助金に関しては審査を受けて、それをパスすることで初めて要請が受理されます。
それぞれ補助金によって募集要項が定められているので、それを一通り満たしている場合は申請することが許されます。

助成金についても概ね同様ですが、そもそも助成金の管轄エリアに事業所を構えているかどうかも重要なポイントになるため、必ずどの自治体・管轄の助成金が対象となるかを事前に調べておきましょう。
難しいことはわからない!という方は社労士に相談してみるのも一つの手です。
その場合、相談だけなら無料で受けられることも多いですが、実際の手続きの準備や手引まで依頼するとなると顧問料が発生するので注意が必要です。